『SPミノー(SpinnerMinnow)』。

このルアーの開発コンセプトは、
「スローフォール出来るスピナーベイト」。
ヘッド部の素材を硬質発泡樹脂にする事で若干の浮力持たせ、
さらにブレードの位置を下部(ヘッド部を上部)に配置する事で、
従来の鉛製のスピナーベイトでは不可能なフォールスピードを
実現出来ました。
ヘッド部の浮力とポジション、この2つが『スローフォール』のカギやね。

フォール時は、水平の姿勢のままで、
ブレードを揺らしながらスローにフォールしていきます。
ノーシンカー・ワームのフォーリングの感覚で扱ってみて下さい。
ただ引きのスイミング中でも、ヘッド部はブレードの上の姿勢のままで、
ブレードを回して泳ぎます。

ブレードがゆっくり回る様なギリギリのスピードで泳がせても、
浮き上がりが素早いので、
しっかりと中層をキープしやすくなっています。
ボトムでの着底姿勢は下図のイラストの様に、
ヘッド部の浮力によってボディが倒れ込む事なく、
フックを持ち上げた姿勢をキープ。

トレブルフック(ST-36#4)仕様でも根掛かりを軽減出来ます。
元々はフォールスピードをスローにコントロールする為に、
ヘッド部に浮力を持たせたんですが、ヘッド部に浮力を持たせる事で、
それ以外にも沢山のメリットが産まれました。
この『SPミノー』、
新しいコンセプトのワイヤーベイトと言えるんじゃないでしょうか。
4月に発売予定ですのでお楽しみに!!